2018年度 五感を育む自然あそび塾 ~春・夏~

以降の開催報告はFacebookをご覧ください

春 第1回 2018年3月16日

今回の参加は、保育園の園長先生、保育士、学童のような活動をされている方など、いろいろな形で子どもの成長に関わるお仕事をされている方でした。
子どもが成長するために大切な「気付き」について、また指導者が知っておくべき知識や、植物の知識と遊び方をたーくさんやりました。知識が多過ぎて、「お腹いっぱい」でした。

ヒメオドリコソウ、サザンカとツバキは、ヤツデ、カラスノエンドウなど春の植物には大人も気づきが沢山あります。ケヤキにミノムシ発見
今日は、塾参加3年目の5才女子がフキやツタバウンランでたくさんのあそびを生み出していました!
次回は4/20(金)10時~12時半です。

2017年度 五感を育む自然あそび塾 ~秋・冬~

冬 第3回 2018年2月15日

今年はいつになく寒い冬。でも日向はポカポカで子どもたちは上着を脱いでいました。

花粉症の高橋先生は、この時期大変そうです。

日向で子どもたちとカタバミの葉で10円玉を磨き、松の葉で迎春花づくり。

キブシの木で「不良~!」とたばこを吸うマネ。

高橋先生の自然あそびは、誰がいつ来ても楽しめます。

新治市民の森を山歩き。子ども二人もたくましく、一緒に1時間ほど歩きました。

途中、栗やスギ、竹やお茶の植物の話を聞き、工作をせずに終了時間となりました。

受講生は工作素材を持ち帰りましたが、うまく作れたかな?

秋 第3回 2017年11月16日

秋の最終回は、受講生の体調不良が多く、2名での開催でしたが、公園は落ち葉のじゅうたんがあちこちにあり、優雅な講座となりました。

柿の葉で作る裃人形、今回は楊枝を使いましたが、落ちている枝を使えば、何も持っていなくても遊べます。

2か月前には葉っぱであそべたミズキも、葉が落ちて特徴的な枝ぶりがあらわに。

四季を通じて同じ公園に通うと、季節の移り変わりと共に、植物の変遷にも気づくことができます。

工作はどんぐりころころと、魔よけのペンダント。

ツバキの葉もあったので、冠と葉笛も教わりました。

 

自然あそび塾の卒業生は「NPO法人フォーラム・アソシエ認定 自然あそびインストラクター」の資格を得られます。民間の資格ですが、その資格をどう活かすかは受講生次第。

子育てに活かす方、児童教育のお仕事に取り入れている方、地域の自然観察員など、卒業生は活躍中です。

秋 第2回 2017年10月12日

十日市場駅から、にいはる里山交流センターまでのフィールドワークと、センターでの工作でした。

駅を出てすぐ、現在起きているカリフォルニアの火災にもからめて、木を前に炭素のお話。

歩きながら、ススキやコブシの種、ムカゴ、アメリカセンダングサなど、植物の説明をしながら、あそび方を教わります。

途中シラカシのどんぐり拾い。工作の材料になります。

茨城からわざわざ来て下さった受講生のために、前回やった知識も惜しみなく披露し、工作も盛りだくさんでした。

タラヨウのハガキ、どんぐりを使った工作、ジュズダマブレスレット。

2歳の女の子も上手に紐を通していました。

秋 第1回 2017年9月7日

中山にある、県立四季の森公園でのフィールドワーク。

駅から公園までは、自然あそび塾卒業生が木肌について説明をします。

公園で先生と合流し、小雨の中ニラで笛作り。

ニラの花は葉っぱと違い、とてもいい匂いがします。

萩やツリガネニンジンがきれいに咲いていました。

 

本日の工作は木の実鉄砲。

竹に弾を2つ込め、木の枝で押し出すと、弾が勢いよく飛び出します。

弾には、ミズキの実を使いました。

2017年度 五感を育む自然あそび塾 ~春・夏~

夏 第2回 2017年7月6日

中山にある、県立四季の森公園でのフィールドワークです。
陽射しはじりじりですが、公園の中は木が多く、通る風も涼しいです。ただ日陰が多いから涼しいわけではなく、ちゃんと理由があるんです、と先生。
タチアオイの花びらで金魚を作ったり、ドングリの葉っぱの見分け方を教わったり。
桃は魔除けだから、キョンシーと戦う時は、折れやすいけれど桃の木の剣を使うとか、鬼を退治したのは桃太郎であるという話も聞きました。
雑学もたくさん、手を使うこともたくさん!

イタドリで吹上げを作り、エゴノミの泡立てや、キブシのお歯黒も教わりました。
写真の葉っぱはヌルデです。漆の仲間で、塗るで!から名前がついたんだとか。覚えやすい。

高橋先生が理科の先生だったら、学生時代もっと楽しく授業が聞けたのに、と思います。

折り合いをつける、自己肯定感、道理。
すべて自然の中の遊びを通じて、気付き、学ぶことができる。
今の子どもや先生に知ってほしい知識がたくさん詰まっている講座です。

夏 第1回 2017年6月8日

五感を育む自然あそび、夏講座が始まりました。

春講座のメンバーに加え、学童の先生など、子どもの遊びに関わる方に参加していただけて嬉しい限りです。

第1回は、小雨降る中、中山駅から徒歩3分の恩田川近くの公園で行いました。
緑が生い茂り、秋冬に来た時とは雰囲気が全く違います。
工作は、竹でつくるウービリ笛。
クズのつるもあちこちに伸び、葉柄で作るムカデの足も立派!

手あそびは、「もしもしかめよ」の歌に合わせて指を動かします。
小学生でも指が複雑に動かない子が多いといいますが、大人になるとさらに、使っていない部分は使えなくなっていきます。
歌いながらの手あそびや草花あそびは、認知症予防にもいいですよ。

ちょうどタイサンボクの花の時期でした。
樹上に大きな白い花が見え、花びらが数枚落ちていたのですが、想像していたほどの芳香はありませんでした。白い花、という先入観でホオノキのような芳香を勝手に想像していたのでしょうか。体験の一般化の大切さを実感します。
花びらのさわり心地はベルベットのようでした。

春 第3回 2017年5月11日

前日の雨とはうってかわって、強い日差しの中、中山駅から徒歩15分の「四季の森公園」での講座でした。

 

今日は笛デーともいえるほど吹きまくり。

アシ、回転アシ、イタドリ2種、キジ笛、ツバキ、ササ。

鳴らない葉っぱはないんじゃないかと思わされます。

アシスタントが手こずる中、受講生は上手にコツをつかんでいました。

 

また、今の時期にしかできないペンダントと、イチゴツナギのこんにちは人形。

自然遊びには旬があります。

今しかできない遊びを楽しみました。

春 第1回 2017年4月14日

春の日差しがふりそそぐなか、中山駅から四季の森公園へ続くプロムナードで行いました。

 

森林インストラクターである高橋先生は、植物の知識が本当に豊富なので、ふだん通っている道で目にする植物の遊びを教わります。

自然あそび塾に通うと、見えるものが変わってくるんです。

 

松葉の緑と、オオイヌノフグリの青が鮮やかな飾り、子どもの手指を使えるあそびです。

今の時期にしかみられない植物もたくさんあります。

この日みつけたのは、アケビの花。これは蕾ですが、手鞠のようでかわいいです。

最近は、紐がむすべない小学生が増えているとか。

できない子どもにはどうやって教えるか、実際に小学生に教えている高橋先生の教わり方も学びました。

 

工作は、イヌツゲのペンダント。

洒落がきいていますね!